備前焼 国宝土偶 「仮面の女神」 (長野県 茅野市尖石縄文考古館蔵) 09年東京国立博物館「国宝 土偶展」の展示販売
備前焼 土偶(人形) 原産地 東児の花窯 岡山県玉野市 サイズ 縦13cm 横7cm 高さ18cm 重さ500g
備前焼作家の黒崎巌です。約25年前、東京の出版社を脱サラし故郷の岡山県玉野市で作陶活動を開始して現在に至っております。
備前焼の国宝土偶は私の出版社時代の繋がりをきっかけに、六古窯の産地の一つでもある備前焼で制作できないかとお声が掛かり、09年東京国立博物館「国宝 土偶展」の展示販売として企画・制作した作品です。
近年、考古学として縄文時代の発見が続いています。歴史好きだけでなく一般的にも土偶に改めて注目が集まっているかと存じます。芸術教養・教育的にも陶器の土偶の方がより形状を理解し易く、人形としても愛くるしさが伝わると思います。備前焼の土偶を通じて太古の昔へ想いを馳せて頂けたら幸いです。
土偶は、女性の美しさや神聖さを象徴しています。彼女の仮面は、祈りや魂への畏敬の念を感じさせます。土偶は、縄文時代の人々の美意識や信仰を伝える一つの証です。また、土器の彩りや装飾とも相まって、縄文時代の人々の文化や生活風景を知る上でも、貴重な資料となります。
この国宝土偶「仮面の女神」は、縄文時代の魅力を感じることができる一品です。個人のコレクションや、縄文時代の研究・教育に興味がある者にとっては、欠かせない存在となることでしょう。
日本の陶芸の産地 六古窯である備前焼で制作した国宝土偶「縄文のビーナス」は、日本の美しい伝統文化を象徴する一品です。
備前焼で制作した当作品を居間や書斎などで飾って頂き、古代へのロマンに想いを馳せて頂けたら幸いです。
贈り物やインテリアとしても最適です。ぜひ、特別な場所に飾って、その美しさをご堪能ください。
※商品は備前焼の手作り品ですので、写真や実物と若干異なる場合がございます。お取り扱いについては十分ご注意ください。
※モニター発色の具合により実物とお色味が異なる場合がございます。手作りの為、商品によってサイズが微妙に異なる場合がございます。予めご了承ください。
国宝土偶「仮面の女神」について
長野県茅野市尖石縄文考古館蔵の国宝土偶「仮面の女神」は、美しさと神秘的な仮面が魅力です。その存在感や細やかな彫刻技術は、まさに現代にも通じる芸術品と言えるでしょう。茅野の縄文時代の重要な遺跡から見つかったこの土偶は、その背景や意味合いにも興味深いストーリーが想像できます。
「仮面の女神」は2000年8月23日に出土し、2014年8月21日に国宝指定されました。
「仮面の女神」は茅野市湖東の中ッ原遺跡から出土した、全身がほぼ完存する大形土偶で、高さは34cm、重さは2.7kgあります。 この土偶は、縄文時代後期前半に作られ、顔に仮面をつけた姿を思わせる形であることから、一般に仮面土偶と呼ばれるタイプの土偶です。
「仮面の女神」の仮面は逆三角形の仮面で、細い粘土紐でV字型に表現されているのは眉毛であるとも想像できます。その下には小さな穴で鼻の穴や口が表現されています。
茅野市では豊かな縄文文化が花開き、国宝としてはもうひとつ縄文のビーナスが存在します。
仮面の女神と併せて2体の貴重な国宝土偶が茅野市尖石縄文考古館で常設展示されています。
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